カズ・ヒロさんのアカデミー賞メークアップ・ヘアスタイリング部門の受賞でのスピーチの内容について。
「日本は夢実現が困難」
その通りなのかも。
従来の慣例を重視するあまり、事が進むのが遅いし、実現もしづらい。
マニュアル、慣例重視。
臨機応変という言葉はあるけど、臨機応変の行動はあまり見ることができない。

でも、それが分かるのは外にいるからなんですね。
外の経験をしているから、感じてしまう不合理。
ずっと同じ場所にいると、感じる事はできない。

カズ・ヒロさんが「日本は夢実現が困難」と仰っているのは、彼が経験した思いなんでしょう。
でも、これは僕の想像ですが、彼は以前日本で何か悔しい思いをしてきたから、アメリカで「俺は絶対成功してやる!」
という気概をずっと持ち続けていたんじゃないかなと。
いわゆる「なにくそ!」根性ですね。
だから、ここまで、成功なされたんじゃないかと。
日本での悔しい思いのお陰かな(笑)
勝手な想像ですが。。

立場は全然違いますが、僕も少し気持ちがわかる部分があります。

はっきり言って、中国の人達の僕の評価と、日本の人達の僕の評価は雲泥の差です。
不満はかなりあります。
でも、それが今、頑張れている原動力になってるのも事実なんです。
人間、危機意識がないと、とことんまで弛んでいきますからね。
だから、今の境遇に自分はラッキーだなと思える部分もあるんです。
なんか不思議な感情なんですけど。。

結局は「なにくそ!」なんですね。
理由はどうであれ、そういうものをパワーに変えて人様に喜んでもらう仕事をする、生きる。
要はそこなんでしょうね。

矢野浩二

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